〜カラダとココロに優しい時間〜
記憶のかけらを集めて

Janvier.5.2026
こちらに来て4日目の朝に書いています。
昨日の午後
娘を無事
寮に送り届けることができました。
私が通った高校の寮に比べたら
はるかに大きくて
生徒数に対して、学校がとても大きくて
綺麗でした
少し手狭に感じる2人部屋ですが
荷物が増えて片付かないというような事が
ないのでむしろ良かったかなと思います
不安感と
ホルモンのバランスが崩れいている時期も重なって
昨夜は体調が悪かったようですが
今朝、電話で話したら元気だったので
安心しました
私もホテルに戻ったら
さっきまでいた娘のいた気配だけが残っていて
とても静かな部屋に
思わず泣き出してしまいそう
なんだか心細くて、不安で
一人でこちらに住んでいた時に
仕事から部屋に帰ると
いつもこんな孤独感が襲ってきていたなと
ふと思い出してみたり。
毎晩一人でとる食事の味気なさ
電気を消してベッドに入る時に静けさ
色々が突然戻ってきて
あの頃の私。
すごく頑張っていたんだな。
きっと娘もこれから、
そんな感情と向き合っていかなくてはいけない
どうしてこんなに早くに留学させてようなんて
思ってしまったのだろうと
少し後悔していたりします。
それでもきっと娘にとって
素晴らしい経験になると
信じて進むのみ。
家族ができ、待っていてくれる人がいる
頼ってくれる人が一緒にいてくれるというのは
なんて心強い事なんだろう。
それを肌で感じて知っている娘は
どこよりもお家が大好きなんでしょうね。
今日はまだ学校自体は始まらず
特にやることもないようなので
午後は迎えに行って
一緒に私の大学時代の友人に
一緒に会いにいく予定です
私は今、NYのマンハッタンから
北に車で40分くらいのところにある
WhitePlainsのあたりにある
Tarrytownという小さな町に
滞在しています。
ここ数日はとても寒い日が続いてが続いていて
まるで景色も空気もスキー場に来ているよう
レンタカーを借りているので
移動は車でしています。
駅までも遠いし、学校までのアクセスも
電車が無理なのでやむおえずでしたが
やはり少し郊外は車がないと難しいようです
当初、初めて来る場所だと思っていたのですが
どこかで聞いたことのある地名だなと
引っかかっていました
どうやらNYで働いていた時に
通っていた日本人のカウンセラーのお家が
こちらだった。
2週間に1度くらい、
週末にグランドセントラルから
電車で通っていたのを思い出しました。
18年前に、全く違う縁で通った場所に
今、娘の学校のために再び訪れている。
なんだか不思議な気分です。
あの頃こんなことしてたな
あんな風に思っていたっけなと
砂浜を散歩しながら
小さな貝殻を拾い集めるように
小さな記憶のかけらを
一つずつ集める作業を
こんなタイミングでしている
消えかけてしまった蝋燭の火が
またゆっくり灯るような感覚で
あの頃描いていた未来の自分を思い出しています
そして今の自分を照らし合わせながら
いい意味でのギャップに
狂ってしまったと思っていた歯車が
実は何も間違っていなかったんだなと
今の自分を包んでくれている世界に
感謝の気持ちが湧いてきます
写真は去年の秋に作った練り切り製のお菓子
レッスンで教えていただいた時のアドバイスを
思い出しながら作りました。
11月も終わりだったので
少しだけ仕上げはアレンジして
冬の訪れも感じられるようにしてみました
たった1ヶ月前のレッスンの記憶も危ういのに
18年も前となると何もなければ
思い出すどころか
その記憶にアクセスすることもなく
消えてしまっていたかもしれない。
娘のおかげで、再びこの土地を訪れることができて
大学の友人がこちらにまだいてくれて
少しずつ、今の私を作ってくれた
高校、大学、社会人時代
こちらで過ごした思い出をもう一度辿る時間ができました。
改めて、素晴らしい環境の中でたくさんの経験をさせてもらえたこと。
その環境を与えて、支え続けてくれた両親に
感謝の気持ちでいっぱいになりました
そして、こうして娘と私をこちらに来られるように
今、日本で待っていてくれる
主人と息子と両親にも
ありがとうの気持ちしかありません。
18年前、本帰国を決めた時
たくさんの思いを封印して帰国したこと
まだその気持ちに蓋をしたまま
見ないふりをしてきたこと
ものすごく長い時間、
無かったことにしてきた気持ちを
そろそろ解き放ってあげる時がきたのだなと
その為の今回の旅があったのかもしれないと
思っています
2026年
長い間、抱えてきたものを
ゆっくりと手放していく
もう、持っている必要のなくなった荷物を
ゆっくりと下ろしていく年に
していけたらいいな
今日も1日
ゆっくりとした空気の中で
思い出をたどりながら
Chi-ri-ri
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